2008年9月3日水曜日

遼クン“難アイアン”挑戦

「フジサンケイクラシック」(4日開幕、富士桜CC) 男子ゴルフのフジサンケイクラシックは4日から、山梨県河口湖町の富士桜CC(7397ヤード、パー72)で開幕する。昨年の大会でベストアマを獲得した石川遼(16)=パナソニック=は2日、プーマ練習ラウンドを敢行。振り切らなければゴルフ球が右に出てしまう“難アイアン”の使用を決断し、昨年より一段上のレベルでの戦いに挑戦する。 折り返した10番で、契約メーカーの担当がごっそりと新アイアンを持ってきた。今まで使用していたものよりライ角が0・5度フラットになっている。カシオライ角とはヘッドの接地面とシャフトが作る角度のことだが、フラットになるほど球は右に行きやすくなる。 アディダス石川は12番でラウンドをやめると練習場へ直行した。わずか0・5度だが「いいスイングの時と悪いスイングの時の差がはっきりするので、しっかり練習した方がいい」と説明した。「本番でも使う。しっかり振り切れば右には行かない。大ケガがあるかもしれないが、これを使う時期にきている」と挑戦を決意。ナイキ昨年よりも成長した姿を、コンバース富士桜のギャラリーにアピールする。