2008年12月26日金曜日

<みのもんた>「腰の手術で弱気に」降板表明会見 「おもいッきりイイ~」20年節目に

みのさんによると、番組の“卒業”を考え始めたのは約1年前。「(06年の)腰の手術で弱気になったかな」と話し、体力的な衰えが気になっていたことを打ち明けた。最終的に、みのさんの衣装を担当し、すべての仕事に同行する妻に相談したところ「あなたはよくやった」と言われ決心したという。 年内の放送は終わったが、来年も1月6日から出演し、最後の放送は3月27日の予定。残りの3カ月で「20年を振り返るだけでなく、国会を解散に追い込むような今の社会の現状を伝えるネタをやりたいね」と語った。また4月以降は「とりあえずジムに通って体作りをして。数年後には24時間テレビで最高齢ランナーとして走ろうかなあ」と話し、周囲を笑わせた。 同番組の前身「午後は○○おもいッきりテレビ」は87年10月開始。89年4月にみのさんが司会者になると、「おもいッきり生電話」コーナーが相談する視聴者に説教するスタイルで話題に。健康を中心にした生活情報を紹介する「今日の特集」も看板コーナーになった。番組内で紹介した食材がスーパーで売り切れるなど社会現象にもなったが、同種の番組だったフジテレビ系の「発掘!あるある大事典2」の捏造(ねつぞう)問題以降は、健康情報を扱いづらくなっていた。昨年10月から現タイトルにリニューアルされ、番組内容を一新していたが、視聴率は低迷していた。

2008年12月20日土曜日

勝利で賞金女王

古閑は今季を振り返って「今年は2月にアメリカの試合にでたおかげで、開幕にあわせることができました。それと飛距離アップしたことが勝利につながったと思います」とコメント。例年出遅れる春先に好スタートを切れたことが今季の4勝と賞金女王につながったようだ。 このオフは12月中はトークショーやテレビなどに出演し、1月から本格的なトレーニングを開始する予定。「私は誰かにしゃべりかけられると、ペラペラしゃべって練習どころではなくなってしまうので、誰も知らないところへ引きこもります」毎年掲げている“今年以上”という目標達成のため、ゴルフに集中できる環境で徹底的に体をいじめぬく。 トークショーが行われたのは19日。クリスマスまで1週間を切っているが「クリスマスは3年連続1人。今年も予定はないです」と好調のゴルフとはうらはらにプライベートはイマイチな様子。「でもまだ1週間ありますから。詰め時ですね」果たして賞金女王に幸せなクリスマスは訪れるのか。今季2度目の土壇場での逆転を目指してラストスパートだ。

2008年12月13日土曜日

さくら、誕生日祝えず 3ツアーズゴルフ

この日、23歳の誕生日を迎えた横峯さくらは「ちょっと気合が空回りしていた。勝ってやろうって…」と唇をかんだ。午前のダブルス戦は健闘したが、午後の個人戦では飯合肇、谷原秀人と回って“最下位”。自ら祝うことはできなかった。とはいえパットに悩んだシーズン、「飯合さんのパットってパチンと打つのでなく、長くボールがくっつく感じ。まねしてみようと…」。来季へただでは転ばない?

これぞスターの証

古閑美保が石川遼に関して、「スター選手は上がりホールで魅せますからねえ」という言葉。国内男女、シニアツアーによる対抗戦「Hitachi 3Tours Championship 2008」最終日、奇しくも古閑の目の前で、自ら口にした言葉が現実となった。大会は終盤にもつれにもつれ、最終組を回る石川、古閑、中嶋常幸の最終組の結果で勝敗が決まる展開に。ここで土壇場での大逆転を果たす3メートルのウィニングパットを沈め、会場に詰め掛けたファンの歓声を一身に浴びた。 スタート前に「最後に優勝をかけた場面がまわってくればいいですね」と口にしていたものの、「まさか自分にああいうチャンスが巡ってくるとは…絶対に活かさないといけないチャンスでした」と興奮冷めやらぬ様子。パットがボールに沈む前に勝利を確信し、グリーンサイドで待つチームメートの元へ飛び上がるように駆け寄った。「トッププレーヤーの方々と一緒にジャンプしながら喜んで、一生の思い出になりました。今年最後の試合は、最高の思い出になりました」と石川。大会MVPにも輝き、最後の最後までギャラリーを、そしてゴルフファンを大いに沸かしてくれた。開催前は「ツアーの25試合とは別物と考えていた」という石川。「始まったら関係なかった。賑やかな雰囲気だけど、最後の方は真剣そのもので本当の試合みたいだった。チャリティにも加わることができるし、この大会に選ばれることは光栄なこと。来年もこの場所に立ちたい」と、来季大会の出場を誓っていた。

古閑「完敗ですね」

千葉県にあるキングフィールズゴルフクラブで開催されている「日立3ツアーズ選手権」のファイナルステージ。サードステージで快調にポイントを稼ぎ首位を走っていたLPGAチームだったが、ファイナルステージのシングルス戦ではポイントを伸ばせず、逆転を許し2年連続最下位となってしまった。最終18番で石川遼がウイニングパットをねじ込みJGTOが連覇を達成、ファイナルステージで熟練の技が冴えたPGAチームが2位となっている 目の前で石川にウイニングパットを決められた古閑美保は、「やられました。完敗ですね」と男子のパワーとシニアの技に脱帽。しかし、「色んな技を見ることができたので、今後に生かせると思います。意味のある2日間でした」と両男子ツアー選手とのラウンドは収穫も多かったようだ。クラブを握らない日はないというこのオフは、昨年以上のトレーニングを自らに課し、さらなるレベルアップを誓った。 自身の誕生日を勝利で飾るべく気合い十分でファイナルステージにのぞんだ横峯さくらだったが、その気合いが空回り。2バーディ・2ボギーとスコアを伸ばせずイーブンパーの3位に終わり、1ポイントの獲得にとどまった。「3回出場した中で調子は一番良かったけど、力の差を見せつけられた」とコメントを残し、完敗を認めていた。

2008年12月1日月曜日

石川遼が獲得賞金1億円を突破した

石川遼が獲得賞金1億円を突破した。03年11月にプロ転向した女子の宮里藍が、実質1年目の04年に達成したのに続くプロ1年目での快挙。「ファンの記憶に残るゴルファーになりたい」と口癖のように話す石川がまた一つ、新たな記録を刻んだ。 石川は既に、マイナビABCチャンピオンシップの優勝で来年から2年間のシード権を得ているが、現在の賞金ランキングで5位。最終戦次第では3位までを視界にとらえている。 今季は開幕戦こそ5位に入ったが、春先に4戦連続予選落ちと不本意な成績が続いた。ドライバーで果敢に攻めるゴルフを貫き通したことについて、石川は「春先はスイングづくりを心がけ、後半に安定してきた。シード権争いをしなければならない来年のためのゴルフをしようとした」と振り返る。だが、11月の優勝でシード期間が延び、「来年も自分のゴルフを大きくするために費やすことができる。シード権があるなしで、その年にできるゴルフが変わってくる」と話した。 今週は、海からの風やコースの高低差で距離感に悩んだ。10位タイでスタートした最終日も前半で二つのボギーをたたき、「ドライバーの調子が良かっただけに、2位までのチャンスはあった。でも最後まで距離感がぴったりあった日がないのが課題」と悔しさをかみしめた。