2009年2月18日水曜日

アメリカで加熱する“RYO”フィーバー

70名を超える日本人ナイキシューズメディアが、石川遼のPGA ツアーデビュー戦となる「ノーザントラストオープン」に殺到している。中には、ナイキスニーカー普段あまりゴルフトーナメントを取材しない媒体も含まれており、周囲の選手への配慮やゴルフ取材のルールなどを周知する為、異例とも言える日本メディア向けのミーティングが、プーマスニーカーこの日の午前中にPGAによって設けられた。会議で話されたことは、「プレーしているのは石川だけではないので、他の選手もリスペクトすること」や、「全選手が打ち終わるまで、コンバーススニーカーその場を動くな」、「ロープの中に入れるのは、各媒体1名の許可されたものだけで、その際もロープに腕が届く範囲まで」といった、ゴルフ取材においては、ごく基本的な事柄だ。これは、タイガー・ウッズがカナダで「プレジデンツ・カップ」を戦った時などの国際大会で行われてきたというが、今回の熱狂ぶりは、それに匹敵するものと言えるのだろう。練習ラウンドを終えた16時からは、PGAの共同記者会見に石川が呼ばれ、アディダススニーカー今度は大勢の海外メディアの質問攻めにあった。会見の冒頭、「Hello, America. I’m Ryo Ishikawa from Japan」という言葉から、メモも見ずに、招待してくれた大会への感謝と、コースの素晴らしさ、そして大会の目標などについて英語で語った石川。そして、「How you pronounce my name, it is Ryo.(僕の名前を同発音するか、それは遼です)」と言い、その後「Ryo! Ryo!」と2度繰り返した。英語ではRYの発音が無く、遼の名前を発音出来ない海外メディア向けに自ら率先してその名前をアピールした。